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Android - エンタープライズ管理機能の活用

2018年2月22日
Android - Ready for the Enterprise

モバイルの革新は、主にGoogle社のオープンソース Android オペレーティングシステムによってもたらされました。 2017年に出荷されたスマートフォンの85%以上がAndroid OSを採用していた事からも、Androidが引き続きモバイル市場を牽引しているのは明らかです。

しかし企業にとって、Androidデバイスの管理には依然として課題が残されています。 デバイスの多様化やセキュリティリスクの顕在化により、エンタープライズ市場では市場シェア程の支配力を持っていません。

Android Lollipop(5.0)以降、GoogleはAndroidに仕事と個人データの分離とセキュリティ強化を提供する最新の管理フレームワークの強化を継続的に行ってきました。 2015年にリリースされたAndroid 6.0以降ではこのフレームワークはAndroidのエンタープライズ管理機能(「Android for Work」と呼ばれていた時期もあります。)として、Android搭載端末の必須機能となりました。 Androidのメジャーリリースのたびに、エンタープライズ向けのデバイスおよびワークプロファイルに登録されているAPPやデータの詳細な管理ができる機能が拡張され続けています。

Androidを利用する際の大きな課題の一つに新しいOSのリリースが一部のデバイスにしか適用されない事が挙げられます。 Googleはデバイスメーカーや通信事業者にアップデートの公開を行うよう働きかけていましたが、最新のOSリリースを適用できるのはほんの一部のデバイスに限られていました。

これは一般の市場にも当てはまるかもしれませんが、MobileIronの調査では、エンタープライズ企業は一般消費者よりも最新のOSを搭載したデバイスを導入する傾向がありました。 最新のOSに対応したデバイスで働く従業員のデバイス購入コストは(BYODであろうと、会社所有のデバイスであろうと)一般消費者が購入しているデバイスに比べ高くなると考えられます。

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*モバイルアイアンで管理をしている企業のAndroidデバイスの82%が6.0以降を利用しています。
Source: MobileIron managed devices, Jan 2018.

多くのレポートの結果では2018年1月の一般市場でのAndroid 6.0以降のシェアは概ね55%程度でしたが、企業向けデバイスでの利用率は82%を超えています。 つまり、企業で利用しているAndroid搭載端末の多くは既にアップデートが行われており、Androidエンタープライズプログラムの一環としてGoogleが拡張した管理フレームワークを利用する準備ができているのです。

当然のことながら、Android OEMベンダはエンタープライズ市場も真剣に考えています。非常に多くのAndroid OEMベンダが企業のニーズを満たすことに重点を置いています。 昨日発表されたGoogleの「Android Enterprise Recommended」リストでは掲載されている多くのOEMベンダが3年間のパッチ提供をコミットしています。 このようなハードウェアの可用性とソフトウェア保守に対するエンタープライズフレンドリーなアプローチにより、多くの組織が運用しているハードウェアライフサイクルの期間に近い保守が可能になりつつあります。 これはコンシューマと企業のデバイス購入サイクルのギャップに対する解決策となりえます。

Androidの導入をこれまで真剣に検討していなかった企業のモバイル管理者の皆さんも、(BYOD、企業所有デバイス、業務専用デバイスのいずれの展開であっても)Androidが提供する新しいエンタープライズ管理機能を評価することをお勧めします。Googleはセキュリティと柔軟性に重点を置き、より新しく効率的な管理機能をAndroidエンタープライズに継続して実装しており、これによりAndroidは企業での利用に十分な機能を持つことができました。 また、Androidと統合エンドポイント管理(UEM)プラットフォームの強力な組み合わせにより、これらの新機能をすべて実現することができます。 これにより企業は自信を持ってAndroidデバイスを大規模に展開できます。

詳細については、最新のホワイトペーパーをダウンロードしてください Android is ready for the enterprise(英語)

Adrian Kok

Adrian Kok, Director Product Management at MobileIron 

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