EinsteinとSiri:すべてを変える新しいビジネス関係

正直な話、MobileIronの社員として、iOS 12がお客様に与える影響を考えたとき、あまり説得力のある言葉が浮かびませんでした。言うとすれば、セキュリティと管理機能がこのリリースで向上しました。重要ではありますが、段階的な向上にすぎません。ARKit 2やSiriショートカットのようなコンセプトは革新的ですが、過去のアイデアの焼き直しに思われ、近い将来にiOSの企業への幅広い普及を促進することはないでしょう。

 

Marc Benioffのツイート

 

ですが、AppleとSalesforceの提携とSalesforceモバイルアプリとSDKの計画について読んだときにこの考えは変わりました。iOSの最新のネイティブ体験を利用して世界ナンバーワンのCRMプラットフォームを最適なモバイルアプリで提供すれば、仕事のやりかたが変わることは間違いありません。Salesforceの人工知能ソリューションであるEinsteinの今後の開発とApple Siri音声の組み合わせ、そして拡張現実の利用によって、ティム・クックとマーク・ベニオフが思い描く顧客重視型の体験がいっそう強化されることでしょう。

両社ともに、コンテキストに応じた360度のリアルタイム体験が顧客と企業を結ぶことを期待しています。これには、データの収集と、アプリとシステムの間のデータタッチポイントへのインテリジェントなレスポンスが必要となります。こういうことをきちんとできる企業が、売上増、顧客の保持、そして何よりも従業員の満足度において業界の優位に立つことになります。Dreamforce 2018の基調講演では、メタリカからユニリーバまで、このような今どきの顧客体験の事例がいくつか紹介されました。

MobileIron + iOS:あらゆる業種へのメリット

MobileIronのお客様のほとんどはiOSとSalesforceの両方のプラットフォームを使用しているため、この発表は、当社にとっても非常に現実的な影響を及ぼすと考えられます。ティム・クックとマーク・ベニオフ、そしてMobileIronにとっても、プライバシーと信頼性は顧客体験の非常に重要な要素です。エンドポイントとクラウドアプリのセキュリティに特化したベンダーであるMobileIronにとって、iOSやmacOSデバイス上のアプリを使用してクラウドサービス経由で作成・共有した顧客データを保護することは重要です。

当社の最新の収支報告でも説明していますが、iOSプラットフォームとMobileIronのセキュリティおよび管理ソリューションを信頼し、メールだけで使っていたモバイルを、モバイルプラットフォーム上のデジタルワークフロー全体に拡張するお客様が増えています。たとえばMobileIronは、国際的な大手戦略コンサルタント会社がMobileIron Accessでクラウドサービスへのアクセスを保護するお手伝いをしました。MobileIron Accessで複数のクラウドサービスへのシングルサインオンを利用することでアプリケーションへのログインやパスワードの更新にかかる手間をはぶき、社員1人につき毎週数分を節約できること、そして多大な投資効果を得られることを実証しました。当社は、この企業のクライアントが長期にわたって業績を改善し、最も重要な事業目標を達成する手助けができたことをうれしく思います。

MobileIronはまた、ある国際的な製造企業が統合エンドポイント管理(UEM)をMobileIron Cloudに移行し、独自のクラウドサービスへのアクセスを制御するのをサポートしました。市場をリードする企業に当社最高のソリューションを提供し、安全に新しい働き方を導入できるようにしたことをうれしく思います。

「私たちは人々の働き方を変えようとしています。Appleは常に、物事を良いほうに変えることを理念としてきました。」 ティム・クック

SiriとSalesforceのスクリーンショット

まとめ

Appleが2014年にIBMと提携を結んで以来、ティム・クックは、人々の働き方を変えることを使命としてきました。先週の発表は、これに関連するAppleの重要な動きです。そう遠くない未来、顧客体験や成長を担当する企業幹部が、従業員の大半が使用する唯一のビジネスアプリケーションプラットフォームとしてiOSのSalesforceを選択することがあるかもしれません。

お客様がMobileIronとiOSを使ってどのように働き方を変えているか、事例をMobileIronのケーススタディでご覧ください。