MobileIron

ジャパンオルタナティブ証券

厳しいセキュリティを求めたジャパンオルタナティブ証券が MobileIronを採用 海外取引の効率化で早朝・深夜の残業時間6割減! 厳しいセキュリティを求めたジャパンオルタナティブ証券が MobileIronを採用

業種: 
金融サービス&保険
MobileIron Android Management
MobileIron Apps@Work
MobileIron iOS Management
MobileIron Windows Management
主な利点: 

「時差のある海外とのやりとりを、スマート フォンを利用して移動中等でも行える ようにすることで効率化。メール対応が オフィス以外でもできるようになり、 残業時間が6割減となった。」

小林 氏

MobileIronが選ばれる理由: 

「当社のセキュリティ要件を十分に満 足しながら、投資コストを押さえ、既存 のシステム資産を有効活用できる。」

佐々木 氏

 

海外取引で必要となる早朝・夜間対応をモバイルで効率化

ジャパンオルタナティブ証券は、オルタナティブ投資専門の証券・投資顧問会社だ。2001年12月 に創業以来、日本のオルタナティブ投資の発展にあわせて事業を拡大してきた。

事業の特徴から、国内の投資家向けにビジネスを展開する中、その取引相手は海外となる。その ため日本のビジネスタイムを超えた働き方がどうしても必要になり、早朝や深夜にオフィスに居な ければならない事が多くなっていた。

「朝晩は海外とやりとりし、昼は国内投資家向けの対応を行なう。そうした業務特性から出勤 時間が早く、退社時間が遅くなりがちな中、業務を効率化して早く帰れるようにしてやりたいと いう気持ちは以前からありました。そこで、スマートフォンを使ってメールチェック等を効率化した らどうだろうと検討を開始したのが、2014年1月のことです。」と語るのは、取締役執行役員の小林 広征氏だ。従来は早朝に出社したり、深夜まで待機したりすることで海外との時差を吸収してきた が、スマートフォンを活用したモバイルワークを取り入れることで改善しようという取り組みが開始 された。

証券会社が求めた導入条件に応えられるMobileIron

証券会社である同社にとって、スマートフォンを導入するためには十分なセキュリティを担保 した上でなければならなかった。そのため、導入検討の初期からMDMツールの活用は視野に入って いたという。

「紛失や盗難、情報漏洩といったリスクへの対処は勿論、アプリを含めたスマートフォンの構成 管理も視野に入れておりMDMツールの導入は必須でした。社内PCに対してはActiveDirectory やセキュリティ監視ソフトウェアによる様々なセキュリティポリシーを適用することでこうしたリスク に対処しています。こうした状況でMDMツールを導入することによって、スマートフォンのセキュリ ティレベル、管理レベルをどれぐらい社内PCの水準まで上げられるか、が検討のポイントでした。 様々なMDM製品の比較検討を経て、セキュリティ機能面で最も優れていたMobileIronの採用に 至りました。」と語るのは総務・人事部 ヴァイスプレジデントの佐々木滋氏だ。

選定にあたっては、他にも既存システム資産を活用できることや、導入コストが抑えられることも 重視された。

「ActiveDirectoryや認証機関(CA)、Exchangeサーバーといった既存のWindows資産や、 導入をすすめているSharePointとの連携ができる点を評価しました。また必要なサーバー類が 仮想アプライアンスとして提供されており当社のVMware環境上でそのまま稼働できる点、その ための追加投資が要らない点を評価しました。」と佐々木氏。製品によっては、ゲートウェイ用に Windowsサーバーを個別に必要とするなど、別途コストが発生するものもある。VMwareにも 対 応し、導 入・運 用コストを押さえて利用できることも含めて同社の条件が合致したのが MobileIronだった。

MobileIronの機能を有効活用しセキュリティと利便性の両立を実現

 実際の社内展開は2014年4月から行なわれた。基本的な設定マテリアルを販売代理店が提供 し、実際の細かな設定等は同社内で行なったことを考えると、導入検討から展開まではかなり 短期間で行なわれたということになる。

「はじめてということもあり、さまざまな動作検証を繰り返しながら導入を進めました。社内展開 後はトラブル等もなく安定したサービスを提供できています。」と語るのは、ユーザーサポートを 担当している総務・人事部の四谷英隆氏だ。従来はPCのみを管理していたところにスマートフォン が加わったが大きな負担にはなっていないようだ。展開時には管理職を中心にスマートフォンを配布。用途はメールチェック、予定表機能の利用 などシンプルなものだが、Kerberos認証によるシングルサインオン機能、添付ファイルの暗号化、 他アプリとの連携制御など、MobileIronが持つ各種機能を有効活用し、セキュリティと利便性の 両立を実現させている。

他にも、同社では、MobileIronのセキュリティポリシーを活用したスマートフォンのアプリ管理 を行っている。許可されないアプリをインストールすると社内メールの設定が削除され、社内メール 環境にアクセスできなくなるポリシーを採用することによって情報漏洩リスクに対応している。その 一方、アプリ利用自体を厳しく制限しすぎると業務上の利便性が損なわれてしまうとの考えから、 業務に有用なアプリは検証した上で使用を許可することで、セキュリティと利便性の両立を実現 させている。

「MobileIronの企業向けアプリストアであるApps@Workを利用し、金融等のニュースを対象 としたアプリや、業務上の移動、出張をサポートするアプリ等を配信しています。」と四谷氏。

こうした取り組みによって、同社では情報流出や不正利用のない環境が作られている。社内の セキュリティ関連を担当する立場から厳しい目でスマートフォン導入について見ていたという検査 部長 エグゼクティブディレクターの曽禰新氏は「金融業としてセキュリティには非常に気をつかって います。導入前はスマートフォンの中にどういう情報が残るのか、紛失時にはどういう対応になるのか 不安を感じていましたが、実際に使うようになって今では安心して使っています。」と、納得できる 環境が整ったことを語った。

早朝・深夜の残業時間の6割削減に成功!さらなる活用を目指す

外出先からメールや予定表が確認できるようになったというのは、スマートフォンの企業導入 としては非常にシンプルなものだが、ジャパンオルタナティブ証券ではこれが大きな効果をもた らしているという。

「スマートフォンを貸与した管理職の早朝・深夜の残業時間が以前の4割まで圧縮されました。 6割減です。海外との連絡のために使っている時間にはメールの返事待ちなどもあったわけですが、 オフィスにいなくともメールチェックができるようになったことでそうした時間も不要になりました。 また、部長クラスからは朝の移動中にメールチェックができることで仕事が組み立てやすくなった という声も多く出ています。」と小林氏はその大きな効果を語る。

今後はさらなる有効活用を目指して、スマートフォンから利用できるコンテンツやアプリを 充実させながら、スマートフォンで行える業務の範囲も拡大したいという考えがある。

「導入中のSharepointと連携可能という点でDocs@Workアプリに注目しています。一部 の既存社内システムについてはスマートフォン対応も検討していく予定です。クラウドサービス についても、規制業種であるが故に導入について慎重なスタンスを取らざるを得ないものの、 MobileIronを利用してセキュアに利用できるのであれば、こうしたサービス活用も検討してきたい ですね。」と佐々木氏は語る。

同社の今後のさらなるスマートフォン活用やモバイルワークの強化に、MobileIronが大きく 貢献できそうだ。